【UVレジン作り方】クラゲの箱庭レジンの作り方
「今回は大きめのキューブモールドとクラゲのイラストシートを使って、涼しげなクラゲの箱庭レジンを作ります!」
記事の内容
- 難易度★★★
- UVレジン上級者向け:クラゲの箱庭レジンの作り方
こんにちは! あとりえほのかスタッフのリカです!
レジン材料やアクセサリーパーツを販売している手芸ショップ『あとりえほのか』で商品画像用の写真に使う作品例を作っています。
職業柄、色々な材料を使ってクラフト作品を作る機会が多いので、このブログでは少しでも皆様のハンドメイドライフのお役になれたらいいなと思い、記事を書いています!
今回は「難易度★★★ UVレジンを使う!クラゲの箱庭レジンの作り方」を、解説しようと思います。
今回は難易度★★★の上級者向けの作り方です。
使うレジン液によっては★★かな…と思います。作り方自体は単純で難しくありません✨
今回挑戦するのは箱庭レジン!
箱庭レジンとは、小さなキューブや球体に箱庭のような世界観を閉じ込めるレジン作品のことです。
今回は、クラゲが揺れる夏の海をイメージした箱庭レジンを作ってみたいと思います。
箱庭レジンの作成が初めての方も是非ご覧くださいね♪
【実践編】難易度★★★ UVレジンを使う!クラゲの箱庭レジンの作り方【解説】
- イラストシートをカットする
- 着色したレジン液を流しベース色を硬化
- 封入材料を配置
- その他、封入材料を配置
- 仕上げて完成!
①イラストシートをカットする
ハサミで使いたいクラゲをカットします。
今回使用したクラゲのイラストシートはこちら。
クラゲシートは半透明のものが多いので、背景を暗めにしないと模様が見えずらいですが、こちらのシートはマットタイプです。
模様がはっきり見えるので、クラゲを主張したい作品を作るときにおススメです!
②着色したレジン液を流しベース色を硬化
まずは、海の青色部分を流していきます。
キューブ型を使用するので、見える角度によってクラゲの見え方も変わってきます。
今回は、この角部分を正面にして、作品を作っていきたいと思います。
レジン液はコスパ最高!『PRISM Kitty』使います。
着色料はuetaya『レジンカラー』のマリンブルーⅠとインディゴブルーを使います。
ブログでもよく出てくるこの2カラー。スタッフリカ一押しカラーです!
まずは、透明のレジン液とインディゴブルーを混ぜて、キューブの角に流します。
キューブモールドを傾けて、底の角1つにこんな感じで流します。この部分以外にレジン液が付いたら、綿棒などでふき取るります。
流したら傾けたままUVライト(私は今はLEDとのハイブリッドCCFLランプを使っています)で硬化します。
次に、透明のレジン液とマリンブルーⅠを混ぜ、同じく角に流します。
ちょっとぼやけましたが、さっきのインディゴブルーの上に重ねる感じで流します。
流したらまた傾けたまま、UVライトで硬化させます。
次に、さっきの作ったマリンブルーⅠカラーに、透明のレジン液を足して少し薄めたカラーをさっきの角に重ねる感じで流します。
流したらまた傾けたまま、UVライトで硬化させます。
これで、ブルー部分は終了です!
色を濃い→薄いにすることで、のちに流す透明のレジン液と馴染みやすくなります。
③封入材料を配置
今回はシンプルに、クラゲのイラストシートとモスを入れます。
次に、一番大きいクラゲシートとモスを配置します。
こんな感じ配置出来たら、UVライトで硬化させます。
クラゲのシートは傾きやすいので、ある程度硬化するまで、ピンセットで挟んで固定すると真っ直ぐ配置できます。
さっきと同じように小さいクラゲシートを2つ配置します。
こんな感じで配置出来たらピンセットで固定しながらUVライトで硬化させます。
最後にモールドいっぱいまでレジン液を流し、UVライトで硬化させます。
④仕上げて完成!
モールドから取り出して完成!と言いたいですが…
写真はありませんが、今回はこの後全面レジンコーティングをしました。
箱庭レジンは、仕上がりの透明感が大切だと思っています。
どの角度から見てもつるつるピカピカだと、仕上がりも映えます。
このモールドとレジン液の相性が若干合わず…
少しですが、収縮によるシワが出来てしまいました…
モールド作品の仕上がりに左右されるシワ…
もしシワが出来たら…
- ニスやコーティング液でコーティング
- レジンコーティング
- 研磨仕上げ
などで綺麗に仕上げることができます。
一番簡単なのは①のニスやコーティング液でコーティングです。
コーティング液が手元にない…
取り出したキューブレジンにハケでコーティング液を塗って終了!つるピカのできあがり。こちらをやりたいところですが、コーティング液が手元にない…
③の研磨仕上げは時間も技術も必要になります。
♯600、♯800、♯1000、♯1200、…♯2000程度まで、耐水ペーパー(研磨シート)で全面を丁寧に磨き、数種類のコンパウンドでさらに磨き上げていきます。
(作家さんによりやり方はいろいろです。あくまで一例です)
シワのない部分も全面研磨が必要ですし、力を入れすぎると研磨シートによる傷ができます。数時間は軽くかかります。
研磨仕上げは、かなり根気のいる作業なので、また機会があったらご紹介します…笑
ということで、今回は②のレジンコーティングをしました。
作業は単純です。
キューブ型一面ずつ、少量のレジン液をたらし、爪楊枝で広げ硬化させる。
これを全面するだけです。
ただ、爪楊枝で綺麗に伸ばさないと、よれてしまったり、コーティングにムラができてしまったりします。
エンボスヒーターで粘度を緩めながら、色々な角度から見て、ムラがないか確認しながら硬化させます。
これもこれで結構時間がかかります…笑
そんな作業を繰り返して仕上がった作品がこちら。
一番いいのは、収縮しにくいレジン液を使うこと!これが一番だと思います!
収縮しにくいモールド、収縮しにくいレジン液、そして、モールドとレジン液の相性…
選ぶ材料によっても仕上がりが変わってきます。
ワンランク上の作品を目指す方は是非コーティングや研磨に挑戦してみてくださいね♪
皆さんもお好みにアレンジして自分だけのレジン作品を作ってみてくださいね🌷
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