「今回は卵モールドを使って、UVレジンでたまご型チャームを作ります♪ 今回は少し難易度高めですが、手順を細かくご紹介していきます! 慣れれば綺麗なたまご型レジン作品が作れますよ!」
記事の内容
- 難易度★★★
- UVレジン上級者向け:たまご型レジンの作り方
こんにちは! あとりえほのかスタッフのリカです!
レジン材料やアクセサリーパーツを販売している手芸ショップ『あとりえほのか』で商品画像用の写真に使う作品例を作っています。
職業柄、色々な材料を使ってクラフト作品を作る機会が多いので、このブログでは少しでも皆様のハンドメイドライフのお役になれたらいいなと思い、記事を書いています!
今回は「難易度★★★ UVレジンを使う!たまご型レジンの作り方」を、解説しようと思います。
今回は難易度★★★の上級者向けの作り方です。
今回は、ほぼ完全な卵型が作れるモールドで作成するので、張り合わせ不要!
レジンコーティングも不要です!
球体初心者さんにもおススメのモールドを使用して作成していきます!
こちらの作品はモールドを使用しますが作業工程は単純です(*'▽')
実はスタッフリカもたまご型レジン作品は初めて挑戦…!!
要領は球体レジンと同じかな?と思うのですが…たまご型ならではの立体感が欲しい💦
綺麗に仕上げることができるのか?!
たまご型レジンの作成が初めての方も是非ご覧くださいね♪
【実践編】難易度★★★ UVレジンを使う!たまご型レジンの作り方【解説】
- 着色料とUVレジン液を混ぜ、カラーを作る
- 1層目を封入
- 2層目を封入
- 3層目を封入
- 4層目を封入
- ヒートンキャップを付ける
①着色料とUVレジン液を混ぜ、カラーを作る
レジン液はあとりえほのかオリジナル UVレジン 『PRISM 平滑・低粘度』 を使います。
こちらのレジン液はそんなの通り低粘度タイプで気泡が入りにくいです。
反りや収縮も少ないので、モールド作品作りにおススメです!
使うレジン液によっては、収縮してシワができてしまったり、硬化不良でなかなか硬化しなかったり…
使うモールドとの相性もあります💦
モールド作品に向いたレジン液を使うと美しく綺麗な作品を作ることができます(*'ω'*)
着色料はPADICOの『宝石の雫』を使います。
今回は『水辺を舞う蝶』をイメージして作ってみます(*‘∀‘)
なので、まずは水辺部分のブルーを作ります。
ここで気泡が入ると仕上がりにも影響するので、気泡がはいってしまったら取り除いたり、エンボスヒーターをあてるといいですよ💛
今回のモールドは入口が小さいため、特にモールド内が見えずらいので作業しにくいです( ;∀;)💦
モールドにUVレジン液を流してから気泡を消すことはかなり難しいので、流す前にしっかりと気泡を消すことが大切です。
②1層目を封入
今回使用するモールドは中の様子が全く見えなかったので、全てイラストで解説します💦
なるべくわかりやすいように説明書きもたくさん書いていきますので、ご了承くださいm(__)m
まずは1層目。
濃いめのブルーを作り、モールドにゆっくりと流し、斜めに傾けて硬化させます。
UVライトはこちらを使用しました。
斜めに傾けて硬化させると、正面から見たときにより立体的にうつります。
今回は正面から見たときの背景部分に着色したレジン液を流したかったのですが、普通に流すと卵の底部分にたまってしまいます💧
斜めに傾けて、背景部分に色味を付けよう!という作戦です🌸
背景部分以外に着色したレジン液が付くと変なところにカラーが入ってしまうので、
ついてしまった場合はしっかりふき取ります。
入口が狭いので、私も何度もふき取りました💦
③2層目を封入する
次に2層目です。
先ほど作ったブルーに透明のレジン液を混ぜて、少し薄めのカラーを作り、モールドに流します。
こうすることで、色差が滑らかになり、より自然なグラデーションを作ることができます🌷
先ほどと同じようにモールドを傾け、UVライトで硬化させます。
④3層目を封入する
3層目はいよいよ封入材料を配置します。
今回はイラストシートを封入してみました。
ハサミで蝶々をカットして、モールドに入れます。
入口が狭いので、入りにくいですがめげずに押し込みます!笑
蝶々が正面を向くようにピンセットで固定しながらUVライトで固定させます。
この時、お好みでラメやホロを入れても可愛く仕上がると思います🌷
⑤4層目を封入する
モールドいっぱいになるまで透明のレジン液を流し、封入材料を入れます。
今回はスターフラワーを少し入れてみました。
配置したらUVライトでしっかりと硬化させます。
仕上げの硬化は角度を変えながら、全体的に硬化させてます。
固まってから型から取り出して、レジン部分をしっかりと硬化させます。
入口が狭いので、なかなか取り出すのも一苦労…
レジンクリーナーをモールドと硬化したレジンの間に垂らし、揉みこむと取り出しやすくなります。
⑥仕上げて完成!
入口部分のバリをヤスリで取り、中央にピンバイスで穴をあけます。
透明のレジン液を少量流し、キャップを差し込み、UVライトでしっかりと硬化させます。
角度を変えながらしっかりと硬化させたらたまご型レジンの完成です!
今回作ったのは、真ん中のサイズです🌷
水辺感が出ていいかな?と思い、気泡はあえて消さずに硬化しました。
一番小さいサイズは入口部分がかなり狭いので、ヒートンをさして硬化してもたまご型が綺麗に見えました。
残りの2サイズは入口部分が少し平らになるので、ヤスリで形を整えて、ヒートンキャップを差し込んでカバーしました。
このモールドのいいところはやはり取り出しただけでつるっとツヤツヤな作品が作れるとことです!
研磨作業やレジンコーティングが必要ないので、初心者さんにもおススメです。
でもやっぱり封入中の中が見えないので、取り出すまでドキドキです…(; ・`д・´)
3個作れるモールドと6個作れるモールドがあります💙
一気にたくさん作りたい方は6個作れるモールドがおススメです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
お好みにアレンジして自分だけのUVレジン作品を作ってみてください💛
次回もお楽しみに(*'▽')
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